ブラックボックス回収＝NY不時着事故（時事通信）

2009年01月19日(月) 01時38分

　【ニューヨーク18日時事】米ニューヨーク市のハドソン川にUSエアウェイズ旅客機が不時着水した事故で、米当局は17日夜、機体の引き揚げ作業を完了した。米メディアが18日までに伝えたところによると、運輸安全委員会（NTSB）は2つのブラックボックスを回収、事故原因の究明を急ぐ方針だ。
　一方、チェスリー・サレンバーガー機長は17日、NTSBの調査に対し、鳥が2つのエンジンに衝突した後、ニューヨーク市やニュージャージー州の人口密集地域に墜落して「大惨事」を引き起こす恐れがあったため、ハドソン川に不時着する決断をしたと説明した。　

【関連ニュース】
・〔写真ニュース〕引き揚げられた米不時着機
・〔写真特集〕米旅客機不時着事故
・機体引き揚げ、本格調査へ=NY不時着事故
・両エンジン停止、究明に着手=橋上空275メートルを通過-NY不時着
・ベテラン機長がお手柄=鳥衝突の緊急着陸、8年で160件