18日にあったひろしま男子駅伝で、岡山県チームは2時間26分5秒で昨年より1分42秒タイムを縮めたものの、過去最低だった昨年と同じ43位にとどまった。1区で出遅れ、2区以降も上位浮上はならなかった。
勝又雅弘監督(47)=倉敷高教=は「レースはスタートで流れが決まる。社会人を含め、みんな力を出し切れなかった」と総括した。
1区岸本朋紘選手(16)=倉敷高=が43位と苦しいスタート。2区徳永照選手(15)=柵原中は順位を上げられず、期待の3区、松山孝主将(35)=JFEスチール=も1人抜いただけ。
続く4区山田毅選手(17)=倉敷高=で45位に後退。5区井平智之選手(18)=同=が区間31位の走りで踏ん張って43位に押し上げたものの、6区馬場翔大選手(15)=上道中=、7区田中宏樹選手(25)=中国電力=が順位を変えられなかった。
【写真説明】5区を力走する井平選手(撮影・山本誉)