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2009年01月19日(月) 00時00分

環境に配慮 駅伝応援旗中国新聞

 環境に配慮し、紙製の小旗を配る応援スタイルが今回から様変わり。のぼりやファン手作りの小旗、古里の大漁旗が沿道を彩った。

 「たすきつないで走り抜け」。平和記念公園(広島市中区)の近くでは、大会スタッフがのぼりを掲げた。縦2.5メートル、横0.9メートル。赤や青の手書きの文字が揺れた。作ったのは広島、廿日市の小学校16校の児童。計32本は48.0キロのコース沿いに配された。

 第2中継所(佐伯区)付近では、手作りの小旗を持つ幼いきょうだいの姿があった。「がんばれ」の言葉。五日市南小1年の山本結月(ゆづき)ちゃん(7)は「おばあちゃんと一生懸命、作ったよ」。

 平和記念公園近くのゴール前には、大漁旗が登場。広島福井県人会の川島久司会長(76)=安佐南区=が古里の親せきから借りた。郷土チームは過去最高の16位。「来年も振って今度は入賞に貢献したい」と満足顔だった。

【写真説明】<左>選手への応援メッセージが刻まれた児童ののぼり(広島市中区の平和記念公園南側)
<右>日本海に面した古里を演出した広島福井県人会の大漁旗

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901190037.html