すべての国公立大と約8割の私立大が利用する大学入試センター試験は18日、全国738会場で理科と数学の2教科13科目が実施され、2日間の日程を終えた。
2日目で受験者数が最も多かった数学(1)(「数学I」「数学I・数学A」)は、全国で36万2628人、うち中国地方5県の55会場では2万7387人が臨んだ。受験率は81.0%で、全国の66.7%を大きく上回った。数学を課す国公立大を志望する受験生の割合が高いため、とみられる。
大学入試センター(東京)によると、試験監督者の指示ミスや機器の不具合などで、希望すれば後日の再試験を受けられる受験生は全国で718人に上った。中国地方に対象者はいない。
センター試験の平均点の中間発表は21日、得点調整の有無の発表は23日、追試験は24、25日、平均点の最終発表は2月5日を予定している。