2009年01月19日(月) 14時25分
中高年のウェブメールの利用が急増、若年層は減少傾向に【コムスコア調べ】(MarkeZine)
2007年11月と2008年11月の各年令層の電子メール利用者を比較すると、中高年の利用増加が顕著に見られる。55才以上の電子メール利用者は、この1年間で88%増加し、2008年11月には700万人に達している。これは、電子メール利用者全体の20%強を占めている。
55才以上の層では、利用者1人当たり月間120分を電子メール利用に費やしており、1年前の同時期に比べて11%の増加。45〜54才の年齢層も前年同期比20%増加の550万人となっており、利用者1人当たりの月間利用時間は108分、前年同時期に比べて108%の増加となっている。
【関連写真】電子メールカテゴリの利用者1人当たりの利用時間 2008年11月と2007年11月の比較
このように中高年での電子メール利用が大きく伸びている反面、35才以下では、電子メール利用は減少あるいは微増となっている。コムスコアは、35才以下ではSNSやブログ、携帯電話によるメール送受信の利用にシフトしている傾向があると指摘している。最も顕著な減少傾向を示しているのは15〜24才の層では利用者は7%減、利用時間では34%の減少となっている。
2008年11月時点でのウェブメールサービスの利用者数は3,240万人で、前年同期比で22%増加している。このうち約2,700万人がYahoo! Mailを利用しており、前年同期比22%の増加となっている。第2位は710万人が利用したWindows Live Hotmail、第3位は270万人が利用したGoogle Gmailとなっている。
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