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2009年01月19日(月) 00時35分

ガザ停戦恒久化を協議=欧州・中東首脳会議−エジプト時事通信

 【カイロ18日時事】イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が続いたパレスチナ自治区ガザの情勢について協議するため、欧州・中東諸国などによる首脳会議が18日、エジプト・シナイ半島の保養地シャルムエルシェイクで開かれた。会議では、イスラエル、ハマス双方が停戦を宣言したのを受け、これを恒久化する方策などが話し合われた。
 ムバラク・エジプト大統領は会議で、停戦を確固としたものにするために国際社会が引き続き協力するよう呼び掛けた。会議ではこのほか、イスラエル軍のガザ撤退への筋道や、同軍の攻撃で大規模な被害を受けたガザの復興支援の方針も議題に上ったとみられる。
 ただ、会議は短時間で終了。実質的な討議より、ガザ紛争の包括的解決に向けた各国の協調姿勢を誇示する象徴的意味合いが強い。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090119-00000005-jij-int