2009年01月19日(月) 17時06分
「鈴香被告は場当たり的」精神科医分析(産経新聞)
秋田県藤里町の連続児童殺害事件で殺人と死体遺棄の罪に問われ、1審で無期懲役(求刑死刑)の判決を受けた無職、畠山鈴香被告(35)の控訴審第5回公判が19日、仙台高裁秋田支部(竹花俊徳裁判長)で開かれた。弁護側の依頼で鈴香被告と面談した精神科医に対し、8日に期日外で行われた証人尋問の内容について裁判所が報告した。報告によると、精神科医は、鈴香被告は言動の統一性に疑問があるうえ周囲の状況に影響されやすく、場当たり的な行動が多いと分析。2軒隣に住む米山豪憲君=当時(7)=殺害や、殺害後に豪憲君の両親に同情の意を示した手紙を送るなどの行為も、あまり状況を考えずにとった行動だったとした。
【関連ニュース】
・
「彩香ピカチュウ拾おうと川に」鈴香被告
・
「あの日何が…」見えぬ真実 秋田連続児童殺害事件 控訴審振り返る
・
「その場しのぎの証言」…豪憲君母の陳述書全文
・
「死刑望みます」と豪憲君の母
・
豪憲君殺害「動機も行動も思いだせない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090119-00000083-san-soci