2009年01月19日(月) 22時33分
商工ローンSFCG社長に告発状 詐欺・恐喝未遂容疑(産経新聞)
利息制限法の定める利率では融資金を完済していたのに、債権があるように装って強引な取り立てをしたとして、「日栄・商工ファンド対策全国弁護団」(木村達也団長)は19日、詐欺未遂と恐喝未遂の疑いで、商工ローンSFCG(旧・商工ファンド)の大島健伸社長について、警視庁中央署に告発状を提出した。
告発状によると、SFCGと関連会社は昨年9月、都内の自営業者ら3人に、「担保割れが生じたため、貸金を一括返済しなければならない」などと書かれた文書を送付。「支払えるだけの資金は全部準備しろ」などと脅して計1150万円の支払いを求めたとしている。しかし、利息制限法の定める利率で計算すると、融資金はすでに完済した状態だった。
SFCGをめぐっては、違法な取り立てをしたとして、過払い金の返済や慰謝料を求める訴訟が全国で起こされている。
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