西中国山地から瀬戸内海まで広がる廿日市市の食を紹介する「食べん祭はつかいち」が17日、同市宮島口の宮島競艇場で始まった。18日のひろしま男子駅伝に合わせて特産をPRしようと、商工会議所や市などでつくる実行委員会が初めて催した。18日まで。
約70ブースが出店し、市内外の約7000人が山海の幸を堪能した。地御前漁協は焼きガキ1万食を無料で振る舞い、オープンと同時に行列ができる人気ぶり。一時は約100メートルの長さになった。もみじまんじゅうのブースでは家族連れなどが手焼き体験を楽しんだ。カキうどんやあなご天、わさび漬けや田舎ずしといった特産品販売に加え、市内に工場がある食品メーカーのブースなども並んだ。
18日は神楽や、広島のトップスポーツチームでつくる「トップス広島」の選手たちと一緒に男子駅伝を応援するイベントなどがある。
【写真説明】もみじまんじゅうの手焼き体験を楽しむ親子