2009年01月18日(日) 03時23分
【阪神大震災14年】竹下景子さんらがトークショー(産経新聞)
阪神大震災から14年を迎えた17日、神戸市中央区の「人と防災未来センター」で、女優の竹下景子さんらによるトークショー「1・17トーク〜教訓を生かす〜」が行われた。被災者が作った詩の朗読活動を続けている竹下さんは「目に見える復興とは別に、変わらない悲しみがあることを毎年感じる」と話した。
トークショーには兵庫県の井戸敏三知事、関西学院大の室崎益輝教授(都市防災)も参加。今後、震災の教訓をどう伝えていけばよいかなどを話し合った。
室崎教授は「都市復興と同時に、人の暮らしをいいものに変えていく人間復興がある。それに気づかせてくれたのが阪神大震災だ」と指摘。竹下さんは「被災者の一つ一つの言葉に真実がある。東京は震災に対する心構えも意識も低い。神戸では、互いに支え合うのが人の営みだと教えられた」と話した。
【関連記事】
・
阪神大震災14年… かすかな記憶「現実」に
・
【阪神大震災から14年】オリックス選手らが阪神大震災の犠牲者に黙とう
・
神鋼が通勤経路確認訓練行う 阪神大震災から14年
・
阪神大震災から14年、西宮の高木小で「復興の鐘」
・
東京の少年が犠牲者に捧げるフルートの音 阪神大震災から14年
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090118-00000508-san-soci