2009年01月18日(日) 02時33分
<金賢姫元死刑囚>「同僚工作員の教師はめぐみさん」証言(毎日新聞)
【ソウル西脇真一】87年の大韓航空機爆破事件の実行役である金賢姫(キムヒョンヒ)元死刑囚が、北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん(行方不明時13歳)について、「同僚の工作員に日本語を教えていた」と証言していることが分かった。
帰国した拉致被害者の地村富貴恵さん(53)も同様の証言をしており、北朝鮮が横田さんに工作員教育をさせていたことが確実となった。
韓国誌「月刊朝鮮」元編集長の趙甲済(チョガプチェ)氏が金元死刑囚にインタビューし、17日発売の同誌2月号に掲載した。
元死刑囚は81年から87年にかけ数回、金淑姫(キムスクヒ)という偽名の女性工作員と招待所に同居し工作員教育を受けた。インタビューで元死刑囚は「横田さんを見たことはないが、淑姫が日本語を習ったそうだ」と述べ、日本語教師役だった横田さんと一緒の写真を見せてもらったことなどを証言した。
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