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2009年01月18日(日) 01時44分

<岐阜CO中毒死>使用法に問題か…排気ファンのプラグ抜く毎日新聞

 岐阜市島栄町の民家で17日未明、一酸化炭素中毒死した老夫婦が見つかった事故で、夫の木田順蔵さん(82)が倒れていた洗面所のガス給湯器の排気ファン用プラグがコンセントから抜かれていたことが岐阜県警岐阜北署の調べで分かった。隣に住む家族は同署に対し、木田さんが以前から「ファンの音がうるさい」と止めていたと説明しているといい、同署は給湯器の使い方に問題があったとみて調べている。

 同署によると、この給湯器はパロマ工業製で強制排気式だが、給湯器部分とファン部分の電源が別になっているタイプ。最近の製品はファンが動かないと給湯しないよう安全対策がとられているが、この給湯器は旧式で、ファンを止めても給湯されるという。【石山絵歩】

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