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2009年01月18日(日) 01時16分

<オバマ氏>独立宣言の地から首都へ…リンカーンと同じ道を毎日新聞

 【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)大治朋子】オバマ次期米大統領は17日午前(日本時間18日未明)、20日の就任式に向けた公式行事の幕開けとして、独立宣言(1776年)が採択されたフィラデルフィアで家族らと特別列車に乗り込み、首都ワシントンに出発する。

 オバマ氏が敬愛する第16代大統領リンカーンも1861年の就任時、鉄道でイリノイ州からフィラデルフィアを経てワシントン入りした。

 オバマ氏はこの道をたどり、デラウェア州ウィルミントンとメリーランド州ボルティモアで集会を開き、17日夜にワシントンに到着する。

 フィラデルフィアでの出発式典で、オバマ氏は「『人民の人民による人民のための政治』という信念が独立宣言へと導いた。これから米国の変革が始まろうとしている。誇りある歴史と未来への希望を胸に、より良い世界をともに築こう」と国民の結束を促した。

 18日以降は、リンカーン記念堂で歌手のスティービー・ワンダーさんらの野外コンサートなど関連行事が開催される。

 就任式は20日午前11時半(日本時間21日午前1時半)から行われ、全米などから史上最高の200万人前後が参加すると予想されている。

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