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2009年01月18日(日) 21時18分

センター試験終わる、平均点の中間発表は21日読売新聞

 大学入試センター試験は2日目の18日、理科と数学の試験が行われ、全日程を終えた。

 受験者数は「理科1」が19万4029人(受験率35・7%)、「数学1」36万2628人(同66・7%)、「数学2」32万8357人(同60・4%)、「理科2」23万869人(同42・4%)、「理科3」16万9864人(同31・2%)。

 平均点の中間発表は21日、得点調整するかしないかの発表は23日に行う。

 大学入試センターによると、トラブルによる再試験の対象者は2日間で計718人で、過去最多の1213人だった昨年を大幅に下回った。

 横浜国立大(横浜市)では18日、443人が「理科2」を受けていた会場で、試験終了30分前にチャイムが設定ミスのため約25秒間鳴り続けた。昨年も停電があった成蹊大(東京都武蔵野市)では「数学2」の試験中に1試験場の蛍光灯2本が約15分間、点滅状態になった。

 一方、大手予備校「河合塾」が17日の「世界史A」で複数の正解があると指摘していたことについて、同センターは「発表通り正解は一つ」との見解を明らかにした。河合塾には文書で回答したという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090118-OYT1T00571.htm