五穀豊穣(ほうじょう)や商売繁盛を祈願する「三吉梵天(ぼんでん)祭」が17日、秋田市広面の太平山三吉神社で行われた。
祭りは200年以上続く伝統行事。黄色や赤色の布で飾られた高さ約3メートルの「梵天」を抱えた数十人の男たちが、「ジョヤサー」の掛け声とともに勢いよく社殿に駆け込み、梵天を奉納した。
今年は、地元町内会や企業など75団体、計85本の梵天が奉納された。
20年間にわたり見物しているという秋田市千秋城下町の無職小笠原美津雄さん(77)は「掛け声が勇ましくて、今年も勇壮な祭りだった」と興奮した様子で話した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090117-OYT1T00975.htm