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2009年01月18日(日) 21時39分

イスラエルが「一方的停戦」=ハマスも攻撃停止表明−ガザ駐留を当面維持時事通信

 【エルサレム18日時事】イスラエルのオルメルト首相は17日夜、テルアビブで治安閣議を開いた後、記者会見し、パレスチナ自治区ガザで続けていたイスラム原理主義組織ハマスに対する軍事作戦を停止すると一方的に宣言した。これを受け、18日午前2時(日本時間同9時)から停戦が発効した。3週間余で1300人以上の犠牲者を出した大規模な戦闘は、終結に向けて重要な一歩を踏み出した。
 一方、ハマスも18日、他のパレスチナ各派と共に停戦に入る方針を表明。イスラエル軍に対し、一週間以内にガザから部隊を撤収するよう要求した。同軍は少なくとも数日間は現地での駐留を続ける見通しで、部隊撤収がスムーズに進むかどうかが戦闘沈静化の成否を決めるカギになりそうだ。
 オルメルト首相は会見で、作戦の目的は「すべて達成された」と明言。軍事行動があってこそ、ハマスの弱体化を果たし、武器密輸を阻止する国際的な合意を得られたとの考えを強調した。 

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