2009年01月18日(日) 00時14分
「誇りをもって去る」=ブッシュ大統領、最後の週末演説−米(時事通信)
【ワシントン17日時事】20日にオバマ米新大統領と交代し、2期8年の任期を終えるブッシュ大統領の最後の週末ラジオ演説が17日、放送され、同大統領は「わたしの政府の実績を誇りに思いながら職務を去る」と国民に別れを告げた。
ブッシュ大統領は「本日のわたしの最後の演説では、心からの簡潔なメッセージを届けたい。ありがとう」と述べ、米国民に重ねて謝意を表明。「大統領として国民に奉仕できたことは信じられないほどの栄誉だった」と振り返った。
また、「米国の偉大な勇気の物語と夢はこれからも続く」とし、未来に向けて国民を激励。オバマ次期大統領と家族の前途を祝福した。退任後は、「地球で最も偉大な国家の大統領として奉仕する機会に恵まれたことへの喜びをかみしめながら、余生を送る」と語った。
この日のラジオ演説の半分は、15日夜にテレビを通じて行った退任演説で使用した文言と変わらず、ブッシュ大統領は「やり直したいこともある」などと、後悔と苦悩のにじむ内容を繰り返した。
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