2009年01月18日(日) 20時33分
不景気吹き飛ばせ! 鹿島神宮で大寒禊(産経新聞)
1年で最も寒い時期に入るとされる大寒を前に、鹿島神宮(茨城県鹿嶋市宮中)の御手洗(みたらし)池で、水に浸って心身を清める新春行事「大寒禊(みそぎ)」が行われた。寒空の下、男性は白褌(ふんどし)1枚を、女性は白い長襦袢(じゆばん)をまとい、16歳から72歳までの計180人の参加者が池に身を沈めて今年1年の災いを払った。
気温8・8度という真冬らしい天候のなか、参加者たちはまず、船の艪(ろ)をこぐまねをする鳥船の行を行い「エイッ、ホ、エイッ、サ」というかけ声とともに体を温めた。その後、次々と池の中へ。祝詞(のりと)をあげるなどして約10分間、水温11度という冷水のなかで身を清めた。
今年で3年連続の参加という鹿嶋市内に住む自営業、大園協一さん(52)は「これで最近の不景気を吹き飛ばしたい」と寒さで身を震わせながら話した。初参加で県内の格闘技仲間で集まったという森藤美樹さん(31)は「すごく冷たくて驚いた。でもこれで今年1年頑張れます」と話していた。
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