2009年01月18日(日) 20時31分
<ラグビー>東芝2年ぶり1位通過、神鋼4位 トップリーグ(毎日新聞)
ラグビーのトップリーグは18日、東京・秩父宮などで最終第13節の7試合を行った。東芝が三洋電機を62−13の大差で破り、勝ち点で逆転して2年ぶりの1位通過を決めた。神戸製鋼はヤマハ発動機に23−10で逆転勝ちし、4位に入って4強によるプレーオフ(マイクロソフトカップ)の最後の1枠を獲得した。NECが5位、クボタが6位となり、両チームは日本選手権出場権(6位以上)を得た。マイクロソフトカップは2月1日に、日本選手権は同7日に開幕する。
リーグ戦14位の横河武蔵野と13位の日本IBMは来季、下部リーグに自動降格。12位の九州電力はマツダと、11位のサニックスは、豊田自動織機とNTTコミュニケーションズの勝者と入れ替え戦を行う。
○…東芝が「4トライ以上を決めて8点差以上で勝ち、三洋電機を3トライ以下に抑える」という条件をクリアして1位通過。連続攻撃でトライを重ね、ラインアウトでは再三相手ボールを奪ってリズムを作った。2年越しでリーグ戦25連勝中だった三洋電機は主力を欠いていたが、東芝はほぼベストメンバー。広瀬主将は「けがの少ないチームが強いチーム」と胸を張った。
同僚の窃盗容疑事件で揺れた前節から好ゲームが続く。東芝府中時代も含め、06−07シーズンまでトップリーグを3連覇した強さをほうふつさせる。13トライで最多トライゲッターとなったWTBロアマヌは「チームが一つになった。ミスがなくなった」と、手応えを口にした。
○…トヨタ自動車は8位に終わり、6季ぶりに日本選手権への出場も逃した。地元・愛知でのサントリーとの最終戦は一時は2PGでリード。だが前半35分、自陣22メートルライン付近のモールから球を奪われ逆転トライを許し、後半も連続失点。ノートライに終わり、麻田主将は「完敗です」と肩を落とした。今季を振り返り、「前半がふがいなかった。この悔しさを忘れない」と雪辱を誓った。
【関連ニュース】
ラグビー:三洋、東芝がL戦1位懸け激突 TL最終13節
ラグビー:不祥事乗り越え、チーム一丸で9トライ…東芝
ラグビー:2位の東芝が圧勝、リーグ戦1位通過も TL
ラグビー:イオンギ容疑者を退部処分 東芝
ラグビー:東芝・イオンギ容疑者逮捕 PO進出に冷や水
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090118-00000045-mai-spo