2009年01月18日(日) 20時02分

＜センター試験＞再試験７１８人　横浜国大、途中でチャイム（毎日新聞）

　大学入試センター試験は１８日、数学と理科を行い２日間の日程を終了した。大学入試センターの１８日午後７時半現在のまとめでは、監督者の不適切な対応などのため、８会場の計７１８人が再試験対象となった。このうち横浜国立大工学部では２棟ある試験場のうち１棟で、理科（２）の試験時間（１時間）が半分ほど過ぎたころにチャイムが鳴った。大学側の設定ミスで、１９試験室の受験者４４３人に影響した。

　横浜国立大以外で再試験対象者が出たのは▽常葉学園大２７人（公民）▽福井大７７人（国語）▽宮城教育大３５人（英語リスニング）▽岐阜大３７人（同）▽神戸大３３人（同）▽奈良県立大３５人（同）▽成蹊大３１人（数学（２））。希望者には２４〜２５日に再試験を行う。

　岐阜大では約２５秒、福井大では約１分、監督者のミスで試験時間が短くなった。常葉学園大では、監督者が問題訂正があることを口頭で周知するのを忘れた。

　宮城教育大では、暖房施設の放熱器から異常な金属音が３〜５分発生。神戸大では、受験者がかばんの中に入れていたタイマーのアラームが１〜２分鳴った。奈良県立大では、監督者が受験者１人の質問に本来は筆談で答えるべきところを口頭で対応した。成蹊大では、一つの試験室で蛍光灯が約１５分間点滅した。

　東武伊勢崎線北越谷駅で１８日午前、人身事故があり一時運転を見合わせた。このため文教大（埼玉県越谷市）では２時限目の数学（１）の開始時間を午前１１時１５分から午後０時１０分に変更。３時限目以降も開始時間を繰り下げた。独協大の４人、共栄大の１人も５５〜２１分、時間をずらし別室受験した。【加藤隆寛】

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