佐賀市で18日、佐賀県警交通機動隊のパトカーに追われた交通違反のミニバイクが転倒した。隊員が身元を確認したところ、同市に住む小学6年の男子児童(12)と答えたためびっくり。男児は「初めてバイクに乗った。ごめんなさい」と反省しているという。
佐賀署によると、男児は午前10時25分ごろ、国道交差点で2段階右折をせず、停止を指示されたが無視して時速15—20キロで約4分間にわたり逃走。約1・1キロ先でハンドルを右に切り、対向車線側の歩道に乗り上げ転倒、顔などに軽い擦り傷を負った。
バイクは男児の兄が友人から借りていた。食料品を買いに行く途中で、無免許だったので逃げたという。ヘルメットはかぶっていた。交通機動隊は家族も呼び出して厳重に注意、「追跡に問題はなかったと考えているが、違反者が小6とは驚いた」と話している。
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