鳥取署は18日、留置場で同室の女性被告の首を絞めたとして、殺人未遂の疑いで鳥取市の無職安藤絵里奈容疑者(33)=窃盗罪で起訴=を再逮捕した。
調べでは、安藤容疑者は17日午後9時40分ごろ、鳥取署(鳥取市千代水三丁目)の留置場内で、就寝していた同室の無職森山雪乃被告(25)=殺人罪などで起訴=の首を、靴下で絞めて殺害しようとした疑い。
森山被告は鉄格子をたたいて助けを求め、けがはなかった。安藤容疑者は「殺してやろうと思った」、森山被告は「身に覚えがない」と供述。同署は動機を調べている。
2人は昨年12月22日から2人部屋の同室になったが、トラブルはなかったという。松川一明副署長は「適切に監視していた」としている。
安藤容疑者は、鳥取市内の病院で入院患者の現金を盗んだとして昨年11月に起訴された。森山被告は、同居の男と共謀し、以前交際していた男性を殺害、遺体を岡山と島根両県の山中に遺棄したとして同12月に起訴された。
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