2009年01月18日(日) 18時43分

福原、石川に圧勝＝全日本卓球（時事通信）

　女子準々決勝で「天才少女対決」が実現した。福原と石川がシングルスの公式戦で初めて対戦。福原が先輩の意地を見せて圧勝し、初の4強入りを果たした。
　動きが硬く、足も動かない石川に対し、福原は終始落ち着いてプレー。得意の速い打球を左右に散らし、ペースを手放さなかった。相手は一足先に2大会連続4強入りしている。「向かっていくしかないと思って、思い切ってやった。最後まで振り抜くことができた」と福原。石川は「すごく緊張してしまった。（福原と）実力差がまだあると思う」と悔しそうに振り返った。
　福原も準決勝はカットの王輝に歯が立たず、今年は無冠。「ベスト4ではなく優勝したかった。次までにカット打ちをできるようにしたい」と改めて課題をかみしめた。　

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