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2009年01月18日(日) 18時42分

渡辺元行革担当相「予算成立後に“麻生おろし”起きる」産経新聞

 自民党を離党した渡辺喜美元行政改革担当相は18日、麻生太郎首相の内閣支持率が好転しないまま衆院選が近づけば「自民党内から総裁リコールの可能性が出てくる。常識的には予算が上がった直後だ」と述べ、平成21年度予算案の成立後に自民党内で“麻生おろし”が起きるとの見方を示した。都内で記者団に答えた。渡辺氏は16日に新しい政策グループを立ち上げており、連携に広がりが出るとの期待感を示したものとみられる。

 「総裁リコール」は、総裁の任期途中でも党所属国会議員数に、47都道府県連代表を加えた数の過半数の要求があれば、臨時総裁選ができる−との党則規定がある。

 次期衆院選で栃木3区で自民党執行部が対立候補の擁立を模索していることに対し、「その場合には有権者にどっちが正しいか、判断を仰ぎたい」と強調した。

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