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2009年01月18日(日) 18時37分

<「ムーミン」電気機関車>群馬でさよなら運行毎日新聞

 「ムーミン」の愛称で親しまれてきた電気機関車「EF55」のさよなら運行が18日、群馬県のJR高崎−横川駅間であった。1936年製造のEF55は現役で稼働するJR最古の電気機関車。高崎駅には約1200人、横川駅に約300人のファンが詰めかけ「今までありがとう」と別れを惜しんだ。

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 午前10時半過ぎ、高崎駅ホームで出発式があり、運転士や整備士に花束が贈呈された。定刻の10時36分、EF55はゆっくり発車。埼玉・秩父鉄道を走る蒸気機関車C58が隣に並び、汽笛を鳴らしてラストランを見送った。

 山形県庄内町からカメラ3台を携えて来た同町立立川中2年、佐藤丞(じょう)君(14)は「いつかまた走ってほしい」と名残惜しそうに見つめていた。【鳥井真平】

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