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2009年01月18日(日) 17時35分

朝青龍、8連勝で勝ち越し!日馬富士が3勝目/初場所サンケイスポーツ

 大相撲初場所8日目(18日、両国国技館)3場所連続休場から復帰、進退が懸かる横綱朝青龍は“クセ者”関脇安美錦を押し倒しで下し8連勝。4連覇を狙う白鵬も小結稀勢の里を押し出しで下し、両横綱が勝ち越した。

 7日目まで2勝5敗と黒星が先行している新大関日馬富士は、カド番大関の魁皇を押し出して今場所初の連勝となり、3勝目を上げた。また、この日一番の好取組となった1敗の大関琴欧洲と同じく1敗の豪栄道の対戦は、押し出しで琴欧洲が勝利し1敗を守った。

 1敗同士の対戦となった一番は関脇把瑠都が大関千代大海を寄り切りで下し1敗を守った。インタビューで優勝争いについて聞かれ「がんばります」と笑顔でコメントした。4連敗中の大関琴光喜は嘉風を押し出しで下し連敗を止めた。

 平幕でただ1人全勝を守る栃煌山は、豊真将を押し出し8戦全勝。幕内で今年“最初”の勝ち越し力士となった。また、人気者の高見盛は朝赤龍を寄り切り4勝目を挙げた。激しい相撲に勝利も支度部屋で「ヤバかったです」とひとこと。

 248キロの巨漢、新入幕の山本山は垣添を豪快な上手投げで下し、星を4勝4敗の五分に戻した。

 8日目を終えて全勝は両横綱、栃煌山の3人となった。1敗で琴欧洲と把瑠都の2人が追っている。

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