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2009年01月18日(日) 15時46分

首相、危機対応「自民しかあり得ぬ」=小沢氏、政権交代へ結束を−自・民が党大会時事通信

 自民、民主両党は18日、都内でそれぞれ定期党大会を開いた。秋までに行われる次期衆院選をにらみ、麻生太郎首相(総裁)は「経済危機への対応策を示せるのは、自民党しかあり得ない。その先頭に立ち選挙に向けて全力を挙げる」と述べ、自民党の責任を強調。これに対し、民主党の小沢一郎代表は、政権交代により危機克服が可能になるとの認識を示し、党の結束を呼び掛けるとみられる。
 首相はあいさつで、持続可能な社会保障制度構築のためには「中福祉・中負担が必要だ」と述べ、消費税率引き上げの必要性を改めて指摘、「経済状況好転後、消費税を含む税制抜本改革を2011年度から実施できるよう必要な法制上の措置をあらかじめ講じると閣議決定している」として、09年度税制改正関連法案付則への消費増税明記は譲れないとの立場を示した。また首相は、衆参のねじれで国会の同意が必要な人事が進まないことなどに触れ「国会の制度やあり方を見直さなければならない。衆参両院で似通っている選挙制度の見直しが必要になる」と述べ、国会改革や選挙制度の見直しに取り組む方針を明らかにした。小泉純一郎元首相らが求めている一院制や大選挙区制の導入などが念頭にあるとみられる。 

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