ひろしま男子駅伝を翌日に控えた17日、広島県チームは最終調整に汗を流した。登録変更があり、松井智靖選手(16)に代わり、竹内一輝選手(17)=ともに世羅高=がメンバー入り。選手たちは3年ぶりの入賞へ向けて、自信の表情を見せた。
午前10時。尾崎輝人主将(29)=中国電力=を先頭に10選手が元気よくグラウンドに姿を見せた。ジョギングや1000メートル走などのメニューをこなし、本番へ向けて状態を確認した。
高校生区間を固める世羅高勢は気合十分。4区を任された2年の竹内選手は「調子はいい。松井選手に比べて、自分の力が劣っているとは思わない」と闘志を前面に押し出した。
中学生も順調な仕上がり。6区渡辺心選手(14)=西条中=は「中学最後のレースで有終の美を飾りたい」と意気込んだ。
【写真説明】村上邦弘監督(右から二人目)から指示を受ける県チームの選手たち(撮影・天畠智則)