2009年01月17日(土) 14時16分
反米チャベス氏を映画に=左派伸長の潮流描く−O・ストーン監督(時事通信)
【サンパウロ17日時事】「プラトーン」など数多くの社会派作品を手掛けた米映画監督オリバー・ストーン氏が、反米急進左派のチャベス・ベネズエラ大統領を描いた映画制作を進めている。昨年10月にはブッシュ米大統領の伝記映画を公開したばかり。ブッシュ批判で求心力を高めたチャベス氏の政治姿勢にも着目しながら、南米で主流となった左派政権の潮流を探る意欲作となる。
ストーン監督は既に何度もチャベス大統領を取材。大統領は地元テレビに「彼の質問は100に及んだ。中南米事情に精通している印象を受けた」と語り、監督の熱意にほれ込んだ様子だ。同監督は「チャベス大統領と南米の『革命』を描く」として、チャベス氏と懇意なボリビアのモラレス大統領、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長など他の左派指導者とも会談を重ねている。
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