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2009年01月17日(土) 22時40分

左義長の団子食べれば無病息災…大磯伝統の浜の火祭り読売新聞

神奈川県大磯町の「左義長」、燃え上がる正月飾りやだるまの炎で団子を焼く人たち=清水健司撮影

 神奈川県大磯町に江戸時代から伝わる火祭り行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されている「左義長(さぎちょう)」が17日、同町北浜海岸で行われた。

 砂浜には、青竹とわらで編んだ高さ約10メートルの「斎灯(さいと)」9基が設置され、周りには、正月飾りや、だるまなどの縁起物が結わえ付けられた。午後7時、地元保存会のメンバーらが、斎灯に一斉に点火すると、真っ暗な海岸に炎が勢いよく立ち上った。

 訪れた見物客らは、斎灯のおき火であぶった団子をほおばり、1年の無病息災を願っていた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090117-OYT1T00802.htm