警視庁は16日、小金井署地域課の加賀次男巡査長(60)が埼玉県警に逮捕され、強姦未遂の罪で起訴されたと発表、巡査長を同日付で懲戒免職処分にした。
同庁や埼玉県警によると、加賀被告は昨年12月19日夜、再婚女性の次女(26)が就寝しているときに、性交する目的で近づき乱暴。肩を押さえつけるなどした際に、次女は顔や腕などに全治1週間のけがを負った。同被告は「ばかなことをした。申し訳ない」と話しているという。同被告は2002年から小金井署に勤務。今年3月に定年退職の予定だった。
警視庁・中村格警務部参事官は、「警察官としてあるまじき行為であり、厳正に処分した。被害者には深くおわび申し上げるとともに、職員の指導を徹底し、再発防止に努めている」と話している。
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