2009年01月17日(土) 09時19分
防災訓練で対応確認 乙訓の工場や学校 (京都新聞)
阪神淡路大震災で府内唯一の犠牲者が出たダイハツ工業京都工場(京都府大山崎町下植野)で16日夜、防災総合訓練があった。
1995年の大震災で吉川幸治さん=当時(32)=が亡くなったのをきっかけに、翌年から17日の地震発生日に合わせて実施している。
この日は、大地震で事務所から出火、負傷者も出ている、との想定で行われた。参加した社員約700人は決められている役割を確認。119番通報の手順や避難方法を点検したほか、消火器や消火栓を使った消火訓練、負傷者の搬送訓練も行った。終了後、吉川さんに黙とうをささげた。17日早朝にも夜勤者が避難訓練を行う予定。
一方、長岡京市では、神足、長岡第六、長岡第八の3小で避難訓練が行われ、児童らが防災の意識を高めた。
神足小では午前10時すぎ、地震で給食室から出火した想定で訓練を実施。非常ベルが鳴る中、児童らがハンカチを口にあてて経路を確認しながら、校舎の外に避難した。校庭では教職員が消火訓練に取り組んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090117-00000002-kyt-l26