2009年01月17日(土) 21時33分
凶器は幅の狭い片刃か 刺し傷、中央大教授の体貫通(中国新聞)
中央大理工学部の高窪統教授(45)が刺殺された事件で、凶器は刃幅が狭く鋭利な片刃とみられることが十七日、警視庁富坂署捜査本部の調べで分かった。遺体の傷の形状から判明したもので、捜査本部は現場となった中央大後楽園キャンパス周辺などで、凶器の発見に全力を挙げている。
高窪さんの遺体には上半身を貫通したとみられるほどの深い刺し傷があったことも判明。凶器は刃渡りが長かった可能性が高いという。
捜査本部によると、高窪さんは胸と背中の両側から刺され、心臓や肺、大動脈の損傷が致命傷になった。傷は細かいものも含めると六十カ所以上あった。
捜査本部は、恨みなどによる強い殺意の表れとみており、高窪さんの知人らへの聞き込みを続け、トラブルを抱えていなかったか捜査している。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200901170270.html