十七日午前十一時四十五分ごろ、愛知県豊山町豊場のガソリンスタンド「小塚石油豊山SS」から、「誤ってガソリンが混入した灯油を販売した」と県警西枇杷島署に通報があった。
ガソリン混入の灯油は十六日夕から十七日午前にかけ約千五百リットル販売されたとみられ、県警や消防が、ヘリコプターによる上空からの広報や自治体無線を通じて回収や注意を呼びかけている。
同署によると、十六日にタンクローリーからスタンドのタンクに灯油を補給した際、タンクローリーが一緒に積んでいたガソリンのバルブが緩んでいて、灯油と一緒にタンク内に入った可能性が高い。
十七日午前十時十分ごろ、従業員(34)が客に灯油を販売しようとした際、色などから混入に気付いたという。