2009年01月17日(土) 22時42分
天然ガス問題で露・ウクライナ首相が会談、輸出再開目指す(読売新聞)
【モスクワ=瀬口利一】ロシア国営テレビによると、プーチン首相は17日、ウクライナ経由の欧州向け天然ガス輸出の再開を目指し、モスクワで同国のチモシェンコ首相と会談した。
両国首脳の直接協議は、昨年末の交渉決裂後初めて。
問題の発端となった2009年のウクライナ向けガス価格や同国のガス未払い代金約6億5000万ドルの返済問題をめぐり、歩み寄れるかどうかが焦点だ。
一方、メドベージェフ露大統領は17日、欧州連合(EU)議長国チェコのエネルギー担当相や欧州のエネルギー企業幹部とモスクワで打開策を協議。ロシアは、欧州向け輸送の際にウクライナが消費する「作業用ガス」の代金について、露・EUのガス企業が合同で肩代わりするよう提案しており、EU側の対応が注目される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090117-00000062-yom-int