2009年01月17日(土) 20時51分
51年ぶり隠岐諸島から関取、「福岡」十両昇進ほぼ確実(読売新聞)
島根県隠岐の島町出身の東幕下筆頭、福岡(23)(本名・福岡歩、八角部屋)が4連勝で勝ち越し、春場所での新十両昇進をほぼ確実にした。
隠岐諸島からは、1958年秋場所で新十両に昇進した隠岐ノ島以来、51年ぶりの関取誕生となる。
隠岐水産高から2005年初場所で初土俵を踏んだ福岡は、1メートル90、145キロと体格にも恵まれ、着実に力をつけてきた。
福岡は昨年11月の九州場所で、西幕下筆頭で5勝2敗と勝ち越したが、十両昇進を見送られるなど番付運にも恵まれなかった。
この日は、同じく3連勝の中西を落ち着いた相撲で寄り切り、「やっとという感じです」と、十両当確に笑みを浮かべた。
隠岐の島町は慶事があると、島を挙げて徹夜で相撲を奉納する「隠岐古典相撲」でも知られ、昨年10月には30年ぶりに大相撲の地方巡業を開催した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090117-00000053-yom-spo