記事登録
2009年01月17日(土) 08時01分

東海地震を想定した図上訓練 関係者ら計約5900人参加 静岡産経新聞

 東海地震を想定した大規模な図上訓練が16日、静岡県庁を中心に県内各地で行われた。阪神大震災の教訓を生かそうと毎年この時期に実施されるもので、県職員をはじめ県内全市町、警察や自衛隊の関係者ら計約5900人が参加した。

 訓練は、午前8時に駿河湾を震源とするマグニチュード(M)8・0の地震が起きたとの想定で開始。青い防災服に身を包み、各自の担当業務を記したゼッケンを付けた県職員らは、被災情報の収集、関係機関との連携、対策の立案と実施など、初動態勢を中心に一連の業務をシミュレーションして確認した。

 今回は、より実態に近い訓練となるよう事前にシナリオを公表しなかったため、参加者は次々と飛び込む被災情報を確認しながら、臨機応変に対応していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090117-00000075-san-l22