2009年01月17日(土) 20時21分
めぐみさん「おとなしく病弱」=日本人10人超がスパイ教育−金賢姫元工作員(時事通信)
【ソウル17日時事】1987年に起きた大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫元北朝鮮工作員が、17日発売の韓国誌・月刊朝鮮2月号のインタビューで、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんについて「おとなしくて病弱」との話を聞いていたと明らかにした。また、元工作員は80年代前半に北朝鮮の工作員教育にかかわっていた日本人拉致被害者が「10人以上はいる」との見方を示した。
元工作員は横田さんに会ったことはないが、一緒に工作員教育を受けていた金淑姫という女性が横田さんから日本語を習っていた。拉致被害者の地村富貴恵さんも同様の証言をしたことがある。
元工作員は横田さんについて「幼い時に拉致され、性格がおとなしく、拉致された韓国人男性と結婚し娘を産んだ」「よく病気になり入院していた」などと聞いたことがあり、横田さんと金淑姫が一緒に写った写真を見たこともあるという。
【関連ニュース】
・
〔写真特集〕日本人拉致事件
・
台湾企業2社など制裁=北朝鮮の兵器開発を支援
・
韓国調査団が訪朝=未使用核燃料棒の処理方法探る
・
金総書記、3男を後継指名か=韓国通信社が報道
・
北、兵器級ウラン隠ぺい=米長官が公式に言明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090117-00000106-jij-int