＜アフガニスタン＞独大使館前で自爆テロ、２人死亡（毎日新聞）

2009年01月17日(土) 20時14分

　【ニューデリー支局】アフガニスタンの首都カブールにあるドイツ大使館前の路上で１７日、車両を使った自爆テロがあり、地元市民２人が死亡した。大使館近くには米軍施設もあり、米兵５人が負傷した。ＡＰ通信によると、旧支配勢力タリバンの報道官は、ドイツ軍関係者を乗せたとみられる車を標的に自爆テロを行ったとの犯行声明を出した。

　ドイツはアフガンに駐留する国際治安支援部隊（ＩＳＡＦ）に参加し、約３２００人の兵士を主にアフガン北部に展開している。

　タリバンは北部にも勢力を伸ばしつつあるものの、拠点である東部や南部に比べ活動は活発ではなく、ドイツ軍が直接タリバンと交戦する機会も少ない。しかし、タリバンの報道官は「アフガンに軍を駐留させるすべての国を攻撃対象とする」と語った。

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