記事登録
2009年01月17日(土) 19時04分

長嶋さん自らバット振る、交流会で児童たち大喜び読売新聞

 アテネ五輪日本代表のプロ野球選手と小学生が交流する「長嶋茂雄ドリームプロジェクト2009」(読売新聞社後援)が17日、千葉市の幕張メッセで行われ、長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が、バットスイングのお手本を披露した。

 今年で5回目のイベントには、小学生約1000人が参加。打撃練習を見ていた長嶋さんは、突如立ち上がって子供用のバットを借り、左手で何度もスイング。自身の指導を受けてバットを振る子供たちに「みんなうまいなあ」と目を細めた。

 関係者によると、2004年に脳梗塞(こうそく)で倒れて以来、公の場でバットを振るのは初めて。

 小笠原(巨人)は「形になっていた。ただすごいの一言」と感心しきり。長男の一茂氏も「血が騒いだんでしょう。元気になってきた証拠。昔、『左手一本で打つんだ』と教えていたのが懐かしい」と喜んでいた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090117-00000043-yom-base