2009年01月17日(土) 18時51分
イスラエル、一方的停戦決断も=治安閣議後、首相が記者会見へ(時事通信)
【エルサレム17日時事】イスラエル政府は17日夜(日本時間18日未明)の治安閣議で、パレスチナ自治区ガザでの一方的停戦の是非について協議する。議論が順調に進めば、この日のうちにも記者会見を開き、停戦を宣言する見通しだ。昨年12月27日に始まった軍事作戦は、終結に向けた重大な局面に入った。
AFP通信によると、オルメルト首相とバラク国防相が治安閣議後に記者会見に臨み、議論の結果を明らかにするとみられる。一方的停戦をめぐっては、一部閣僚の間に反対論があるとされ、今回の治安閣議では結論に達しない可能性もある。
一方、イスラム原理主義組織ハマスは「(イスラエルの)停戦条件は受け入れられない」(在シリアの指導者メシャル氏)と主張しているが、この日もカイロに代表団を派遣、停戦交渉仲介者のエジプトと協議を続けている。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090117-00000093-jij-int