2009年01月17日(土) 17時00分
【聴きごろCD】内田勘太郎「サマータイムブルース」(夕刊フジ)
寒い季節に、耳元から暖まりそうな音が届いた。沖縄に移住して久しいギタリスト内田勘太郎のソロ活動10周年を記念した「サマータイムブルース」(発売=オーマガトキ)。
自ら「私の音楽元年のアルバム」と位置付けてギターだけでなく歌ってもいる“唄のアルバム”。タイトルソングは、古今東西さまざまなミュージシャンがカバーしているが、すぐにも職場を飛び出して島に向いたくなるほんわか感があふれている。
力みの無い歌、味わいのある歌詞。生ギター1本で、さりげなく、すごいプレーをやってのける勘太郎ワールド全14曲を収録。憂歌団時代のナンバーから「嫌んなった」や「美らフクギの林から」といった名曲も収められている。
おなじみカルピスの瓶で作ったバーを小指にはめて、自在に弦の上をスライドさせる姿が目に浮かぶ。21日発売。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090117-00000017-ykf-ent