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2009年01月17日(土) 15時49分

09年失業率7・7% ブッシュ大統領、最後の経済報告産経新聞

 【ワシントン=渡辺浩生】ブッシュ米大統領は16日、2009年大統領経済報告を発表し、09年の月間平均失業率を7・7%と、08年平均の5・7%から2ポイント上昇すると予想した。09年の月間平均の非農業部門就業者数は23万5000人減と08年の11万4000人減から減少幅が倍になると予想し、景気後退の長期化で雇用環境が一段と悪化する見通しを示した。

 実質国内総生産(GDP)伸び率は08年にマイナス0・2%としたうえで、09年は半ばまでマイナス成長が続いた後に後半から回復軌道に戻るとし、通年で0・6%のプラス成長を予想している。

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