2009年01月17日(土) 15時49分
夫婦CO中毒死か ファン故障のまま給湯器使用 岐阜(産経新聞)
17日午前4時50分ごろ、岐阜市島栄町の無職、木田順蔵さん(82)方で、木田さんと妻の登喜子さん(80)が倒れて死亡しているのを、敷地内の別棟に住む長男の妻(52)が発見、119番した。洗面所の都市ガス給湯器から湯が出たままになっており、一酸化炭素(CO)中毒とみられるという。
岐阜北署の調べでは、給湯器は10年以上前に製造されたパロマ工業製。使用時に回る換気用の付属のファンが故障していたため、ファンのコンセントを抜いた状態で使用していたといい、同署は給湯器の不具合や使用方法に問題がなかったか調べている。
木田さん方は夫婦2人暮らしで、木田さんは入れ歯を洗う道具を出したまま洗面台近くに倒れ、登喜子さんは隣の寝室のベッドにあおむけで倒れていた。
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