2009年01月16日(金) 23時19分
海賊対策の海上警備行動「与党合意後すぐ」 首相(産経新聞)
麻生太郎首相は16日夜、アフリカ・ソマリア沖の海賊対策について「(海賊対策の)与党のプロジェクトチームでまとまったらすぐやる。これは結構、答えを急いでいる」と述べた。
この発言は、海賊対策に関する20日の与党会合で合意が得られ次第、自衛隊法に基づく海上警備行動で海自艦を派遣する考えを示したものだ。浜田靖一防衛相が月内にも自衛隊に準備指示を出す。実際の艦艇派遣は3月になる見通しだ。首相官邸で記者団の質問に答えた。
ソマリア沖は、4月下旬から5月初めにかけ、郵船クルーズの「飛鳥II」など日本の豪華客船2隻が通過予定で、政府はこの2隻の護衛を当面の大きな課題と位置付けている。
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