2009年01月16日(金) 22時03分
<交通担当相会合>低炭素システム実現へ 共同宣言を採択(毎日新聞)
交通分野の地球温暖化防止策を話し合うため東京で開かれていた交通担当相会合は16日、低炭素交通システムの実現へ向け、各国が協調することなどを盛り込んだ共同宣言を採択し閉幕した。第2回会合を12月にイタリア・ローマで開き対話を継続することも決めた。
宣言は、二酸化炭素(CO2)排出量の削減のため、各国が国内対策を強化することや、先進国の経験を途上国に活用することが必要と明記。日本は会合の中で、途上国の行動計画策定を支援することなどを表明した。
議長を務めた金子一義国土交通相は、閉幕後の記者会見で「先進国と途上国が立場の違いを超えて取り組まなければならないという共通理解が得られた」と成果を強調した。
【位川一郎】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090116-00000146-mai-bus_all