2009年01月16日(金) 21時34分
マグロ投資話で詐欺、男を逮捕=被害総額5億円か−愛知県警(時事通信)
実在しない農林水産省任命の担当官と名乗り、架空のマグロ投資話で約1000万円を詐取したとして、愛知県警春日井署は16日までに、詐欺容疑で同県春日井市中新町、自営業秋山理彦容疑者(50)を逮捕した。「生活費や競馬に使う金が欲しかった」などと容疑を認めているという。同署は被害総額は約5億円に上るとみている。
調べでは、秋山容疑者は昨年6月初めごろ、農水省から任命された担当官を装い、春日井市の男性開業医(53)に「特別に有利な条件で余剰特定水産物の売買ができる。マグロはオリンピック景気で中国で高く売れるから投資しないか」などと持ち掛け、同容疑者名義の普通預金口座に1080万円振り込ませて詐取した疑い。
開業医はこのほかにも、昨年10月までの5カ月間に4000万円余をだまし取られたという。
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