2009年01月16日(金) 17時23分
ビックカメラ、08年8月期当期損益は21億円の赤字(ロイター)
[東京 16日 ロイター] ビックカメラ<3048.T>は16日、不動産流動化に伴う会計処理の見直しなどを行い、2004年8月期から2008年8月期までの決算の訂正を発表した。2008年8月期の連結当期損益は、これまで41億1200万円の黒字としていたが、21億4100万円の赤字となった。
東京証券取引所は、16日付で監理銘柄に指定した。
ビックカメラは、2002年に行った池袋本店などの不動産流動化について、売却処理としていたが、これを借入金として処理する。SPCへのビックカメラの出資は5%弱だったものの、同社の当時の社長が実質的な株主だった豊島企画との合算では5%を超えるためだという。
広報担当者は「会計処理を見直して訂正したが、意図的なものではない」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090116-00000148-reu-bus_all