2009年01月16日(金) 01時01分

資源ごみ売却めぐり収賄　兵庫（産経新聞）

　兵庫県たつの市の広域ごみ処理施設の職員が資源ごみの売却契約をめぐり、リサイクル業者に便宜を図って現金数十万円を受け取っていた疑いが強まり、県警捜査２課は１５日、収賄容疑で同市の揖龍（いりゅう）保健衛生施設事務組合業務２課長、藤田寿人容疑者（４９）を、贈賄容疑で同県姫路市山吹、土木建築業「ワコウグループ」役員、高嶋達也容疑者（４６）を逮捕した。

　ともに容疑を認めている。

　調べでは、藤田容疑者は同組合が運営する揖龍クリーンセンター（たつの市）で資源ごみの売却契約に関して業務選定などの業務を担当。

　平成１８年４月、同センターに集まったアルミ缶売却の随意契約で、高嶋容疑者が派遣されていた地元の産業廃棄物収集会社に有利な取り計らいをし、謝礼として現金数十万円を受け取った疑い。

　同センターはたつの市と太子町の２自治体が設置、管理している。

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