2009年01月16日(金) 00時29分
京都精華大生殺害事件から2年 母親「犯人は自首を」(産経新聞)
平成19年に京都精華大学(京都市左京区)マンガ学部1年だった千葉大作さん=当時(20)=が殺害された事件から2年を迎えた15日、京都府警は同区の発生現場や叡山電鉄出町柳駅前で情報提供を呼びかける啓発活動を実施した。
【フォト】犯人の似顔絵
母親の淳子さん(49)も参加し、淳子さんは「犯人には自首してほしい。それがかなわないないなら捕まってほしい。そして悔い改めてほしい」と訴えた。
啓発活動には千葉さんの出身地・宮城県人会のメンバーも駆けつけ、犯人の似顔絵が書かれたポケットティッシュなどを配布。同大学の教員や学生たちは、千葉さんの人柄や、事件当日の様子について描いたマンガの冊子を配った。
淳子さんは啓発活動に先立ち、事件現場を訪れて献花。自宅では、千葉さんの好きな食べ物を供えたり、毎日お経を唱えているという。淳子さんは「今も何も変わらないけれど、大作がこれ以上悲しまないよう、大作が喜ぶことをやっていきたい」と話した。
【関連記事】
・
「犯人は近くにいる」執念の捜査続く 京都精華大生殺害事件
・
ほかの未解決遺族に参加呼びかけ 時効撤廃訴える「宙の会」
・
不況…消えぬ恐怖 タクシー強盗続発に悩む業界
・
どこへ外出? なぜ裸眼? 茨城大女子大生殺害
・
時効まで1年半に 現場すら忘れ去られる八王子スーパー射殺事件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090116-00000502-san-soci